播磨国の想い

ムカシミライをつなぐ
播磨国。

ひとが生きる地の歴史を紐解けば、その証となる財産がみえてくる。山のふもとに、海の向こうに、里の真ん中に。「はりまのくに」は、昔の播磨国をもとにエリアを分けて、食・工芸・芸術・産業など多彩な視点で播磨に宿るさまざまなストーリーをご紹介。
伝えたいのは、美しい風景に宿る想い。地産地消を大切にした食へのこだわり。四季を語る自然の恵み。人から人へと継承される文化と技術。播磨だから生まれたモノがあり、受け継がれたコトがある。ムカシミライをつなぐ播磨国で、あなたを待っています。

「播磨国風土記」

「播磨国風土記」とは、奈良時代初期に編纂された播磨地方の文化風土や地勢等を記録したもので、平安時代末期に書写された写本が国宝に指定されています。内容は「地名に好字(好き字、ふさわしい字)をつけること」「銀や銅、草木、鳥や獣、魚や虫などの種類」「土地の肥沃さ」「山や川、原野の名前の由来」「お年寄りが古くから言い伝えていること」と、古代の人々の生活や営みが記されています。風土記は、いわば現代の国勢調査。政府が各地の地理や特産物、伝説を把握して、政治に活かす目的で作成されました。各国5つの風土記の中でも「播磨国風土記」は、最も早く作られたと考えられており、播磨地方のルーツをたどるのにふさわしい一冊です。

現代版の「風土記」を
めざして

播磨国ポータルサイトは、地域に根づく文化や産業、歴史について網羅し、現代版の「風土記」のようなサイトをめざします。